【例文あり】派遣の面接 自己紹介や経歴説明の好印象な話し方のコツ まとめ


派遣の面接の中でも、特に自己紹介では何を話せばいいのか、迷ってしまいがちです。
しかし、派遣の面接では経歴の説明がメインになりますので、話す内容や順序は意外とシンプルです。

今回は自己紹介、特に経歴の説明部分をどう話せばいいのか、例文をいれてまとめました。

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まずはよくある自己紹介の始め方例

まずは、多くの人が使っている、よくある自己紹介の始め方はこのようになります。

  1. まず名前をあらためて名乗る
  2. 「それでは、経歴の説明を始めさせて頂きます」と前置きする
  3. 学歴は言わず、1社目から順に説明する
  4. 最後は「以上です、よろしくお願いします。」で締める

具体的にはこのような言い方です。

自己紹介の具体的な例

「私、田中〇〇と申します。それでは、経歴の説明を始めさせて頂きます」

「まず一社目ですが、2008年に株式会社A販売へ入社しました。
ここでは、××の販売を担当し…(以下、詳しく説明する)」

「2012年に株式会社Bへ転職いたしました。
ここでは、△△の営業を担当し…(以下、詳しく説明する)」

「経歴説明は以上です」

仕事の内容をどう説明していいのかわからない時の、3つのポイント

自分の経験した仕事内容を話し始めようとしても、何をどこから、何の順で話していいのか困る事もありますよね。
そんな時は、3つのポイントを押さえて話すと、綺麗にまとまります。

<皆が使っている鉄板の言い方例>

仕事経験の説明は、

「何年に、どこの会社に入ったか」→「そこで何を担当したか」→「さらに詳しく言うと…」
この順番で説明していくとスムーズです。

具体的には…。

仕事の経験の説明順序

  • 順番1.年度と会社名を名乗る :「2008年に株式会社Aへ入社しました」
  • 順番2.何の仕事だったか伝える:「ここでは、営業を担当しました」
  • 順番3.さらに詳しく説明する :「主に、学生向けの教材を学習塾へ販売してしました。埼玉県内で30校ほどのお取引を頂き…」

といった形です。

この3つのポイントを押さえて話す事で、話がまとまりやすくなります。
しかしこの中でも話す時に困りそうなのは、「3.さらに詳しく説明する」の部分ですよね。

一体どのくらいの量を、どんな内容を話せば良いのでしょうか?
さらに詳しく見ていきましょう。

実際、どのくらいの量を話すといい?

あまり長々と話すのは良くないですが、単に履歴書を棒読みで読むだけでは、とても淡泊になってしまいます。
具体的には、1社についてこれくらいあるといいかと思われます。

■例文1■

「2008年に株式会社A販売へ入社しました。この会社では、コールセンターでの問い合わせ対応をしていました。
主に、業務用のコピー機のサポートを担当しました。製品の使い方の説明や、クレーム対応、故障の場合は修理の手配なども行っていました。1日20件ほどの案件を担当していました。ツールは、エクセルと社内の専用ソフトを使っていました」

■例文2■

「2010年に、派遣スタッフとして、B電器で業務を行いました。
ここでは主に、家庭用の白物家電の販売を担当していました。引っ越しシーズン直前での入社でしたので、冷蔵庫や電子レンジなどを担当する事が多かったように思います。製品の違いや、使い方などの説明の他、配達の手配や返品などの受付も行いました。1年間の契約でしたので、2011年に契約満了しました」

仕事内容をどう説明すればいい?

仕事内容の説明では、何をどう話して行けばいいのか、上手くつかめない…。

そんな時は、その仕事の事を思い出しながら、以下の3点を書き出してみましょう。

<仕事の経験説明で話しておきたい3つのチェックポイント>

  • 1.担当していた仕事内容
  • 2.具体的な数字
  • 3.使っていたツール

この3つがそろっていると、経歴説明が急にハッキリとわかりやすくなり、面接官もイメージがしやすくなるかと思います。

例えば、このような例文のようになります。

■例文3■

「2011年には、派遣スタッフとして、C商事で一般事務の業務を行いました。
ここでは、取引先への請求書の作成や、営業のサポートとして資料作成なども担当していました。使っていたツールは、エクセル、ワード、パワーポイントです。営業マン4名のサポートを受け持ち、約20社ほどの請求書作成や発送を行っていました。ここでは3年間勤めた後、会社の移転に伴って契約を終了しました」

↑この例文ですと、まず最初に年度と会社名を伝えて、その後何の仕事内容だったかを話しています。
その後は、具体的な仕事内容とツール、そして何件や何人などの数字を伝えています。

この順序で伝えていくと、かなり面接官にも伝わりやすい形に仕上がります。

何を話すか迷った時は、この3点(仕事内容、数字、ツール)を思い出してみましょう。

どこまで具体的に言っていい?

以前勤めていた会社の中の話をする事になりますので、機密に触れるような話題はやはりNGです。
とは言っても、あれもダメこれもダメですと、大変ぼんやりした事しか言えなくなってしまいますよね。

一般的には、会社の機密事項に関わる事や、重要なノウハウ以外であれば、具体的に話しても問題なしと言われています。

■話しても問題ない内容■
・扱っていた商品、サービス名
・自分が担当していた仕事内容
・担当していた件数、人数、実績などの数字
・使っていたツール

■話すのはNGな内容■

・取引先の名前や売上、シェア
・原価や、利益率
・まだ発売されていない商品の情報など

【総まとめ】 派遣面接の経歴説明チェックポイント

色々とポイントを書いてきましたが、最後に総まとめとして、ポイントをもう一度おさらいしましょう。

■自己紹介の始め方(名乗る所から「以上です」まで)

  1. まず名前をあらためて名乗る
  2. 「それでは、経歴の説明を始めさせて頂きます」と前置きする
  3. 学歴は言わず、1社目から順に説明する
  4. 最後は「以上です、よろしくお願いします。」で締める

■自分の仕事の経歴説明はこの順番がベスト

  • 順番1.年度と会社名を名乗る :「2008年に株式会社Aへ入社しました」
  • 順番2.何の仕事だったか伝える:「ここでは、営業を担当しました」
  • 順番3.さらに詳しく説明する :「主に、学生向けの教材を学習塾へ販売してしました。埼玉県内で30校ほどのお取引を頂き…」

■仕事の詳細は、この3点をまとまるのがコツ

  • ポイント1.担当していた仕事内容
  • ポイント2.具体的な数字
  • ポイント3.使っていたツール

派遣の面接は話す事も多く、緊張しがちですが、ぜひ順番と話す内容を思い出して、スムーズな面接にしてくださいね。

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