派遣の登録会で希望の条件を伝えても、待っても待っても求人紹介が来ない…。
そんな時は、希望条件の見直しをした方が良いかもしれません。
しかし、一体どの希望条件が悪かったのか、どういう条件を出せば求人紹介をたくさんもらえるのか、わかりにくい物ですよね。
今回は、求人紹介があまり来なくなってしまう、「良くない希望条件」をまとめました。
求人紹介があまり来ない時は、ぜひ確認してみてくださいね。
良くなかった例1:希望する時給が高すぎた。
単純に希望する時給が高すぎた…という場合は、やはり求人紹介は苦戦しがちです。
特に、希望する職種が決まっている場合、平均的な時給からかけ離れた希望を出しているのは要注意です。
例えば、営業アシスタントで1300円前後が平均時給の県内で、自分だけが「1500円希望」と伝えてしまっていますと、やはり無理があります。
希望時給が高くなる分、それだけのスキルも要求されますので、面接(顔合わせ)も大変です。
まずは平均的な時給をチェックしましょう。
求人全体の話ではなく、自分が応募しようと思う職種の求人を何件か見て、「だいたいコレくらい」と目途をつけましょう。
平均的な時給からあまりに外れた金額を希望しても、まずその求人がないのが実際です。
また、平均時給は都道府県、出来れば駅までちゃんと選んで調べるとGood!
皇居の目の前・東京都千代田区と、のどかな田園風景・東京都青梅市では、同じ東京都内なのに驚くほどに時給も違ってきます。
希望するエリアと職種を選んで、その条件に当てはまる求人がどのくらいの時給なのかをチェックしましょう。
良くなかった例2:派遣会社があってない?
派遣会社には得意不得意なジャンルがあります。
一般事務なら、おおむねどこの派遣会社でも求人はありますが、稀に、「イベント設営専門」や「技術系専門」など、変わった派遣会社もあります。
あなたの登録している派遣会社が、何が得意なのか、公式HPを見てみるのも大切です。
せっかくあなたに得意な仕事やスキルがしっかりあっても、そもそも、その派遣会社にそれを活かせる求人がなければ、紹介のしようがありません。
これはあなたが悪いというより、派遣会社の求人の少なさが悪いのですが…。そんな場合は、すぐ違う派遣会社に乗り換えましょう。
良くなかった例3:時間、曜日の希望条件がキツすぎた
これが一番多い例かも知れません。
家族の事情などもあって、特に「時間」の希望条件を厳しくしすぎた時に、求人紹介が来ないという例が多くあります。
例えば、「午前9時から13時までの4時間だけ、それ以外は無理」など、条件を絞りすぎると求人はまずヒットしません。
どうしても4時間以内といったような制限を付けたい場合は、せめて「時間の指定」はしない方がベターです。
午前9時から13時までの求人はなくても、午前8時から12時まで求人が出てくる、あるいは 午後の4時間ならある、という場合は意外とあります。
また、曜日も同じような部分があります。
週3、週4の求人も派遣では最近珍しくありませんが、やはり「月曜日は絶対来てほしい」という会社は多めです。
月曜や金曜など、派遣先の会社が絶対に来てほしいと思っている忙しい日を「出勤不可」にしていると、条件が厳しすぎて苦戦する事も。
週3や週4を希望する場合は、「曜日はお任せします」としておく方が確実です。
良くなかった例4:希望する勤務地(エリア)が狭すぎた
県庁所在地や、大きなターミナル駅の周辺であれば、たいていの種類の求人はそろっている場合がほとんどです。
しかし、少し郊外であったり、大きな工場地帯や住宅密集地の駅近辺だけを「希望する勤務地」として登録してしまうと、求人の種類が少なすぎて、紹介が全然来ない場合があります。
なるべく通勤時間を短くしたいという希望があっても、なるべくなら最寄り駅や近くだけに絞らず、大きな駅のある駅前エリアに変更を考えましょう。
特にオススメの希望条件の出し方は、「家から通勤●●分以内ならどこでも可能」という希望条件です。
これなら、派遣会社のスタッフさんにとっては、一番仕事を探しやすい内容になります。
まとめ
特に派遣が初めてという場合は、「一体どれくらい希望条件を出していいのかわからない」といった事もありますよね。
ちょっと条件を厳しくしすぎたせいか、あまり求人の紹介が来ない…、そう思った時は、希望条件を緩めにしてみましょう。
特に、この記事に書かせて頂きましたポイントは、お仕事紹介の壁になる物が多いですので、積極的に見直したいポイントです。
どうぞ素敵な求人とのご縁がありますように。